国際通貨
国際通貨とは国際取引や為替取引に使用される通貨のことを言います。
国際通貨といっても2種類あり、ひとつはキーカレンシーといって国際通貨の中でも中心的な役割を果たす通貨です。
現在このキーカレンシーはUSドルが主流となっています。
また、国際市場で他国の通貨と自由な交換ができる通貨をハードカレンシーといいます。
ハードカレンシーの主流は、USドル、ユーロ、UKポンド、フランなどがあり、私たちの国日本の円もこのハードカレンシーの主流となっています。
通貨がこのハードカレンシーとして利用されるためにはいくつかの厳しい条件があります。
ひとつは国際的に信用があること。
二つ目は国際的な銀行での取引が可能であること。
そして三つ目はあらゆる場所での換金が可能であることなどがあげられます。
利用頻度が高く、また利用者が安心して利用することができる通貨ほど、国際通貨として認定される価値があるという判断になるわけです。
そういった意味では日本円がハードカレンシーに選ばれていることは、我々日本人が海外へ出かける率が高いということにもなりますよね。
国際通貨において特に利用されているのは、USドル、ユーロ、ポンドで、これは世界三大通貨として世界中で利用されています。