カーシェアリング
カーシェアリングとは登録した会員の間で自動車を共有し共同利用する仕組みのことです。
数人の会員で一台の車を共有し使用前に利用申込みを行った上で使用します。
オリックスなどの大手企業が会員を募って実施するカーシェアリングの他にマンションの管理組合が運営する非営利のカーシェアリング組合も増えています。
自家用車は稼動している時間よりも自宅駐車場におかれている時間の方が圧倒的に長く、その割りに車両価格、税金、車検料などの経費が高くつき、しかも公共の交通機関が使えるのに、あえて自家用車を使うことはコストばかりではなく環境面でも宜しくないということで、ヨーロッパで推奨されるようになったのがきっかけで、日本でも導入されるに至ったシステムですが、今のところ関心は今一つです。
必要な時だけ、車を借りる仕組みならレンタカーでも良いわけですが、レンタカーだと利用単位が6時間程度となるため、数時間程度の利用であればカーシェアリングの方がコスト安になります。
また、ちょと不便になる分、「車じゃなくて電車で行こうか」というインセンティブがはたらき二酸化炭素排出減など環境に良い影響があるといわれています。
小規模なカーシェアリングだと利用申込みのバッティングもしばしば起こることが考えられます。
特に休日は利用希望が重なることが多くなると思われるので、複数の車両をある程度の人数で共有するというカーシェアリング考えられてもよいと思うのですが、それだと、エコロジーの効果は薄れてしまいますが。